1月31日(愛妻の日)に贈る花

冬の花を贈る醍醐味

12月のクリスマスが終わり、お正月でほっと一息。
でも愛のStoryはまだまだ続きます。
冬は2人の愛を深めるとっても大切なシーズンです。

「柄じゃない」、「そんなこと僕はしない人だから」…
だからこそ、花に託せる想いがあります。

また、この時期は花持ちが長く、最長でも1ヶ月持つ花等もあり、
楽しめる期間が増えます。
そして、誕生日や記念日とは違った季節であれば、
お花の種類も変わるので新しい花を発見したり、
いつもと違った雰囲気のお花を楽しめます。

冬の愛を育むイベントは大きく分けて3つ。
3月には"ホワイトデー"、2月は"バレンタインデー"
そしてこの1月は"愛妻の日"

あんまり聞いた事ないですか?
では愛妻の日のイベントはどんな日なのか。
そしてどんな花がお花屋さんにあるのか。
少しのぞいてみましょう。


  1.愛妻の日とは?
2.お花の形態選び
3.愛妻の日にふさわしいお花4選
4.おわりに


 

1.愛妻の日とは?


愛妻の日は、「つまという最も身近な存在を大切にする人が増えると世界はもう少し平和で豊かになるかもしれない」という願いから、1月の"1"をアルファベットの"アイ"、31日の31を"サイ"と読み、毎年1月31日に夫婦のコミュニケーションを深めようという活動を群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村に本部を構える日本愛妻家協会が独自に定めたものです。

それがい今や全国に広がり、いろんな商業、また花業界もこの活動を応援しています。
マザー・テレサもノーベル平和賞受賞のインタビューで「世界平和のために私たちはどんなことをすべきでしょうか?」と尋ねられた際、「家に帰り、家族を大切にしてください」と答えています。
「家族を大切にする」という事は、簡単に見えますが、とても尊いもので、大変なものです。そして、これを表現するとなると、日本人にはまた更にハードルが上がるようです。
態度で表現することが苦手…という方は是非お花屋さんで「愛妻の日」の花を
お願いしてみて下さい!
あなたの気持ちを変わりにお花やさんが作って下さいます。

 

2.お花の形態選び

お花の形態は沢山あります。鉢植えにするもよし、観葉植物もよし。
でもやっぱりお花を渡すとテーブルが華やかになり、
気持ちも晴れやかになります。
生花であれば、"花束"と"アレンジメント"のどちらかになるでしょう。
それぞれのメリット、デメリットをお教えいたします。

花束                               


花束のメリットはその場の華やかさだけでなく、ラッピングをはずして、お家の色んな所にちりばめたり、カスタマイズしたりしやすい事です。
小さな花瓶に、トイレや玄関、廊下の窓等にそっと置いて生活に溶け込むことが出来ます。
また、一つテーブルに置くだけで豪華で特別感が生まれるのは言うまでもありません。花束は茎を少しづつ切って水揚げすれば、その分だけ長持ちします。
お花を大切に思う奥様であれば、とても長持ちさせることが出来るでしょう。

デメリットとしては、そもそも活ける花瓶があるかどうか。
そして、毎日のお手入れが必要。という事です。
購入する前に、事前にお家に花瓶があるかどうか、
怪しまれずに確認しておく必要があります。

また、冬場はそこまで水替えの必要はないですが、
それでも3日に1度位は変えてあげた方が良いでしょう。
 

アレンジメント                          


アレンジメントは、給水されたスポンジに花の茎を挿していく形態です。
メリットとしては水やりが簡単という事。
花と花の隙間にお水を流し込むだけで済みます。
家に帰ってそのまま飾るだけなので、手間いらずなので楽です。

デメリットとしては、形を崩しずらいという事です。
一輪枯れてしまって抜いてしまうと段々空間が増えていき、
少し寂しい感じになっていきます。

どちらもメリットもデメリットもありますので、ご自宅に合った形態を
選ばれるといいでしょう。
 

3.愛妻の日にふさわしいお花4選


それではお忙しい皆様の為に、厳選した愛妻の日にふさわしいお花を4つだけご紹介いたします。この4つのお花と他の花を混ぜて作ってもらうのもOK、またこの花だけの束でも素敵な気持ちを十分伝えられるでしょう。
もちろん1輪だけでもかわいいので、想いを込めた1輪を奥様へのプレゼントにされてもきっと喜んでくれるはずです。
 

1.チューリップ


え?チューリップは春のお花でしょ?と思われるかもしれませんが、
切花の場合は花壇に咲く頃よりも少し早めに出回ります。そしてその頃が一番
長く楽しめるタイミングでもあります。

チューリップは花の形が頭に巻くターバンに似ていることから、
ペルシャ語でたーターバンを意味する「Tulipan(チューリッパ)」
から由来しています。
現在までに沢山の品種が作られており、今ではフリルや八重等変わったチューリップもあり、その数は5,000品種以上といわれています。

実は、チューリップには物語があります。
その昔、オランダの小さな村に美しい少女が暮らしていました。ある日三人の騎士がその少女に恋をして少女を射止めようとそれぞれが家宝としていた「王冠」、「剣」、「黄金」をプレゼントし、求愛しました。
や悩み困り果てた少女は、花の女神・フローラに「自分を花の姿に変えて欲しい」とお願いしました。願いを聞き入れたフローラは少女をチューリップの花にかえてしまいました。3人の騎士からプレゼントされた王冠が花に、剣は葉に、黄金は球根に形を変えたともいわれています。
この伝説からチューリップ全体の花言葉を「思いやり」「博愛」としています。

また、赤いチューリップは「真実の愛」、「愛の告白」等でもあり、
奥様を大切に思う気持ちを表すのにぴったりです。
紫のチューリップは「不滅の愛」、「永遠の愛」となります。
ピンク色等は可愛らしい感じですが紫は大人な女性を
感じさせる色でもあります。

ラナンキュラス


幾重にも重なる花びらが豪華にドレスを纏ったように見せるラナンキュラスは
冬のバラとも言われ、とても可愛らしく、それでいてゴージャスです。
「大家族」の花言葉を持つラナンキュラス。
紫は「幸福」、黄色は「優しい心遣い」、ピンクは「飾らない美しさ」等、
素敵な意味を沢山持っています。
 

スイートピー


今では世界中で親しまれている「スイートピー」。
最初に発見されたのは17世紀のシチリア島。その後、イギリスへ渡り、
品種改良がす進められました。流行したきっかけはイギリス国王エドワード7世の妃・アレクサンドラ王妃が「スイートピー」をこよなく愛したことがきっかけとされており、晩餐会や式典等でよく飾った為、更に品種改良が進んで多様な品種が生まれています。更に「スイートピー」には1月21日を「スイートピーの日」という日が制定されており、世界中で愛されています。
花言葉は「門出」が有名ですが、他に「優しい思い出」や「永遠の喜び」等があります。
ピンクのスイートピーは「優美」、「繊細」。
白は「ほのかな喜び」。
そして紫は「永遠の喜び」。
どの色も可愛らしく、可憐な花言葉でプレゼントする方も優しい気持ちにしてくれます。
 

ガーベラ


ガーベラの種類は大輪のものから「ミニガーベラ」と別名がある3㎝程の改良種まで多種多様です。また、色も豊富で、赤、オレンジ、黄色、白、ピンク、紫だけでなく、グラデーション等もあります。
ガーベラは発色が良く、明るく元気なイメージがありますので、是非力強く元気な方へのプレゼントへ検討してみてください。
ガーベラの花言葉は「希望」、「前進」。
ピンクは「感謝」、「崇高美」。赤は「神秘」、「燃える神秘の愛」。
オレンジは「神秘」「冒険心」黄色は「究極美」、「究極愛」。
そして白は「希望」、「律儀」。
どの色も元気を与えてくれる、素晴らしい花言葉です。


 

4.おわりに

いかがでしたでしょうか?
奥様へのお気に入りのお花はみつかりましたか?
パートナーとして長く付き合っていると、日々の出来事が「当たり前」になってしまいますよね。

「当たり前」の反対語は何かご存じですか?
"ありがとう"なんだそうです。
"当たり前"より"ありがとう"があふれる世の中にする為にも、
第一歩の"ありがとう"をお花で表現してみませんか?

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