父の日に贈りたい花
父の日に贈りたい花
今年の父の日は6月16日です☆母の日はカーネーションを贈る風習がありますよね。
でも父の日に何を送ろう?という方も多いと思います。
実は、父の日は黄色いバラを贈るという風習があるのをご存知ですか?
ここでは父の日に黄色のバラを贈る理由と父の日に贈る人気の花をご紹介します。
父の日の由来
そもそも父の日の起源は、1909年にワシントンに住んでいたソラナという女性が礼拝を教会に頼んだことがきっかけです。ソラナの家庭は母親が早くに亡くなり、ソラナと5人の兄を父が男手一人で育ててくれていました。前年に母の日を礼拝が初めて行われた為、「ならば父の日もあるべきだ」と考え、ソラナの父が6月生まれだった事から、父親の偉大さを称える礼拝を教会で行うことを頼みました。これが実現したのが6月の第3日曜日だった為、父の日は第3日曜日になったとされています。
日本には1950年代に伝わり、一般的になったのは1980年代と言われています。
本場のアメリカでも祝日になったのは1972年ですので、ゆっくりと時間をかけて広まったということでしょう。
父の日の花の由来
父の日の花は、ソラナが父の墓前に白いバラを供えた事から、存命中は赤いバラを、亡くなった父には白いバラを贈るというのが風習でした。ん??でも日本では父の日は黄色いものですよね??
実は・・・イギリスでは古くから「黄色」は「身を守る色」「魔除けの色」として使用されています。これがアメリカに渡ると「愛する人の無事を願う」という意味になります。また、黄色には「愛と信頼と尊敬」を表すと言われています。
これらの意味に着目「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、父の日は黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろうというキャンペーンを始め、日本では父の日=黄色というイメージが定着したのです。
ここからは、父の日に贈られる人気の花と、その花言葉を一緒にご紹介します。
あなたのお花選びの参考になれば幸いです。
父の日に送られる人気の黄色い花
バラ

どんな時にも好まれる花、バラは父の日でも1番人気です。
バラの花言葉は「愛」「美」「清新」「幸福」
ただし、黄色のバラには「嫉妬」や「別れ」の意味を持つために、オレンジの「信頼」「絆」や白の「心からの尊敬」をMIXすると良いかもしれませんね。
ひまわり

ベストファーザー賞でも何度か飾られた、ひまわり。一般的なひまわりは大きく存在感がありますが、小ぶりなものや品種によっては、赤い色の入ったものもあります。
ひまわりの花言葉は「憧れ」「敬慕」です。
大きなひまわりなら2,3本を買って花瓶に生けるだけでも十分存在感を発揮してくれます。
ガーベラ

元気なイメージのガーベラは色も豊富ですので、父の日に贈る花としても人気です。
黄色のガーベラの花言葉は「親しみやすさ」です。白は「律儀」や「希望」です。
ガーベラは色も豊富です。一口に黄色といえど薄い色から濃い色、またオレンジがかったものや、グラデーションが入ったものまで様々です。
沢山ある中の、お父さんをイメージして選んでみてはいかがでしょうか?
ユリ

気品あるユリはいつでも大人気の花です。香りも良いのですが、匂いが苦手…という人にはちょっとお勧めできないものかもしれません。
ユリには沢山の品種がありますが、その中でも有名な「カサブランカ」は香りが強いものです。「スカシユリ」はユリ特有の強い香りも控えめですし、他のユリより少し小ぶりな品種ですので、他の花とも合わせやすいものです。
カサブランカ…「威厳」「純潔」「高貴」という花言葉があります。
スカシユリ…「親思い」「子としての愛」
終わりに
どうでしょう?父の日の由来、またお勧めのお花などを紹介させていただきました。父の日には実用的なものをプレゼントするという方もいると思いますが、そこへそっとお花を添えるだけでも、気持ちが伝わるものです。この記事を参考に、贈りたい言葉を持つ花や、思い出のお花等を見つけて、自分のオリジナルの花束やアレンジメントを添えては如何でしょう?
最後までご覧いただきありがとうございました。